上腕部・肘 スポーツ障害5
上腕部・肘について
こんにちは!!
宮城にも台風が近づいてきております!!
外出時にはくれぐれも怪我の無いように
気を付けて下さいね!!
さて、今回は第5弾と言うことで
上腕と肘の損傷について
お話しさせて頂きますm(–)m
●上腕
『上腕二頭筋長頭腱断裂』
・中年以降(腱の変性)での発生多
・競技スポーツ選手(主にトレーニング中)
・保存療法 ※肘屈曲位での屈曲筋力が低下
(他の屈筋群が働いてくれる為然程影響は出ない)
●肘
『離断性骨軟骨炎』
・発育期のスポーツ選手多 (10代♂)
・野球多
・一般的に軽度
→無腐性壊死を起こし遊離
→関節炎、ロッキングを引き起こすことも
『野球肘』
・上腕骨外側上顆炎
・投球動作→外反強制→内側に牽引力→内側型(多)
→外側に圧迫力→外側型
→伸展強制→肘頭・窩の衝突→後方型
『テニス肘』
・上腕骨外側上顆炎
・初心者や40代の中年女性に多
(育児が一段落して何か趣味で始める方に多いようです)
※最近ではPC・スマホの使いすぎでも多くみられる
(手関節部が背屈位をとるために伸筋に掛るストレス増)
ゴルフ・バド 手を多く使う人
・外側上顆の圧痛・熱感(+) 肘~前腕にかけての疼痛
・前腕回内位での手関節の伸展(+) 短橈側手根伸筋の影響
・タオルを絞る動作での疼痛
※フォアハンドテニス→内側上顆炎
今までのスポーツ障害では
小児がメインの説明となっていましたが
今回のは男女、幅広い年齢の方が対象になっています。
スポーツ障害と言っても
部位によっては普段の生活の中や仕事の場面でも
見られる損傷もあります。
「何日かすれば落ち着くだろう・・・」
「冷やしておけば・・・」
「湿布をはっとけば・・・」
と治療開始が遅れてしまうと治すのにも時間が掛ってしまうので
早めに受診されることをお勧めします☆
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