大腿部 スポーツ障害9
花粉症の季節到来。
皆さんこんにちは!
今年も花粉でお悩みの方は厳しい時期となりましたね。
適度な運動、食事、睡眠で自律神経を休ませて症状を緩和しましょう。
さて今回は大腿部の損傷についてお話ししたいと思います!!
腰の痛みや足の痛みならふくらはぎと攣ったりと
イメージはしやすいと思いますが
大腿部となるとイメージしにくい方が
多いのではないでしょうか?
●大腿
『梨状筋症候群』
・股関節運動時、梨状筋下縁で坐骨神経が絞扼
・坐骨神経痛 臀部~下腿後面にかけての痛み、痺れ
『大腿骨頭すべり症』
・大腿骨近位骨端線離開
・大腿骨近位骨端線の肥大により大腿骨骨頭が頸部に対して後下方に転位
→急性 軽度な外傷
慢性 破行が主訴 疼痛が数か月続く
亜急性 →徐々に股関節・膝関節痛
・男児(10~12歳) 肥満傾向
・ドレーマン兆候(+)
股関節屈曲時 外転・外旋
『鼡径部症候群』
・スポーツで発生多い
・病態が複合している為、鑑別困難
・鼡径部周辺の痛み
鼡径部、内転筋起始部に痛みを訴える事多い
→・初期変性股関節症
・筋損傷 股関節外転・外旋のしすぎ
・疲労骨折 特に恥骨の疲労骨折(女性の長距離ランナーに多い)
・鼠径ヘルニア
・その他
損傷する場所にもよりますが
発生年齢や性差によっても痛みの出る場所は
変わってくるのでお子さんが痛みを訴える場合や
歩き方がいつもの様子と違うときは
注意深く観察する必要がありそうですね!!!
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